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0120-554-2622023/7/6作成
2024/8/2更新
葬式の服装には様々なマナーやルールがあり、どんな服装をすればいいのか迷うことも多いと思います。このコラムでは、故人やその家族に失礼のない服装で葬式に参列できるよう、お葬式に参列する際の服装、マナーについて簡単にご紹介します。
目 次
葬式の服装と調べたら、「喪服」、「ブラックフォーマル」の2種類が多く上がります。
まずはこの2つの違いを説明していきます。
喪服
弔事(通夜・葬式など)の際に着用します。色は黒で、光沢がなく肌の露出を控えたデザインが特徴です。
ブラックフォーマル
黒の冠婚葬祭で着用する礼服全般を指します。喪服として着用できるのは、漆黒色のもののみとなります。
喪服には正喪服、準喪服、略喪服の3種類があります。立場や場面を考慮した相応しい服装を心掛けましょう。
正喪服
喪服の中で最も格式高い装いです。葬式や告別式などで主催する立場の方が着用します。
(例)黒紋付、ブラックフォーマル
準喪服
正喪服に次ぐ格式の高い装いです。一般的な喪服はこれにあたり、弔問客、遺族に近い親族が着用します。
(例)ブラックフォーマル
略喪服
急な弔問・通夜・三回忌以降の法事、または平服と指定された場合に着用します。濃紺や黒などの暗い色で控えめなものを着用しましょう。
(例)ワンピースやスーツ、アンサンブル
靴は黒のパンプスが一般的です。素材は合成皮革や布製などで、なるべく艶・装飾のないシンプルなものを選びましょう。
デザイン
プレーントゥのようなつま先の丸いデザインのもの望ましいです。つま先が尖っているデザインは避けましょう。
ヒールの高さ
高すぎると派手に、低すぎるとカジュアルな印象を与えてしまします。
3~5cmを目安に選びましょう。
ストッキングは無地の黒色で、30デニール以下のものを選びましょう。寒い時期ならタイツを履いても問題ありません。柄や模様などがないシンプルなものを選びましょう。また伝線した時のために予備をバッグに入れておくと安心です。
結婚指輪以外は外した方が無難ですが、「涙の象徴」とされる真珠のネックレスとイヤリングは付けても問題ありません。白やグレー、黒の落ち着いたデザイン選びましょう。
ネックレス
2連以上のネックレスは「不幸が重なる」ことを連想させるのでマナー違反となります。
長さは鎖骨にかかる程度のものにしましょう。
ピアス・ネックレス
金具の色がゴールド、揺れるタイプのものは派手な印象になってしまします。
1粒デザインでシンプルなものを選択しましょう。
バッグ
つやのない黒の布製のものがおすすめです。派手な金具や装飾がついているものは葬儀の場では相応しくないのでシンプルなものを選びましょう。革製のものは、殺生を連想させるため、避けたほうが無難です。大きさはハンドバッグ程度のものが良いとされています。荷物が多くなる場合は、サブバッグを準備しておくと便利です。
数珠
数珠には大きくわけて「本式数珠」と、「略式数珠」があり、どちらも参列するお葬式の宗派が自分と異なっていても使用することができます。女性用と男性用が明確に分かれており、基本的に女性用は8mm以下で作られています。カラーと素材は自分の好みのもので大丈夫です。
袱紗
弔事には紫、緑、紺など寒色系のものを利用するのが一般的です。紫の袱紗を用意しておくと慶事、弔事両用で使用できるので便利です。
ハンカチ
白色か黒色の無地が基本です。素材は綿や麻、ポリエステルのものがおすすめです。
派手な髪色・髪型はマナー違反となります。だらしない印象を与えないよう清潔感のある髪型にしましょう。
ショートヘア~ボブ
頭を下げた際に髪の毛が乱れる場合は、シンプルで目立たないヘアピンやバレッタなどでまとめるようにしましょう。
ミディアム~ロングヘア
おろしたままではだらしない印象を与えてします。耳より低い位置でひとつに結んだり、お団子にしたりして、すっきりまとめましょう。
葬儀にふさわしいメイクは、「片化粧」と呼ばれる色使いが控え目なメイクです。光沢の入っているものは避け、マットでナチュラルな仕上がりにしましょう。
また、お葬式はフォーマルな場です。ノーメイクは失礼にあたりますので、最低限の身だしなみとして整えましょう。
ベースメイク
ラメやパールが入っていないファンデーションを選び、薄く塗るようにしましょう。クマやシミ、ニキビが気になる場合はコンシーラーを使用しても大丈夫です。
アイメイク
アイシャドウは肌なじみのよいブラウンやベージュなどを使い、控えめなメイクを心掛けましょう。アイライン・マスカラは基本的には使いませんが、使う場合は派手にならないよう少量にしましょう。ウォータープルーフのものがおすすめです。
チーク
基本的には使いません。顔色が悪く見える場合は肌の色に近いチークを使いましょう。
ハイライト
お葬式の場では相応しくありませんので、基本的には使いません。
眉
太すぎたり細すぎたりせず、自然な形に仕上げましょう。
リップメイク
片化粧は通常口紅を塗りませんが、ベージュや唇の色と変わらない色合いであれば問題ありません。ラメ入りのものやグロスは使用しないようにしましょう。
クリアカラーやベージュ系のカラーであれば目立ちませんので問題ありませんが、派手な色や装飾のあるネイルは、落としてから葬儀に参列しましょう。落とすのが難しい場合は、ネイルの上からベージュ系のマニキュアを塗り重ねたり、ネイルシールで隠しましょう。
地域によって服装やマナーが異なる場合もありますので、事前に確認しておくことが大事です。
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