葬儀の知識

永代供養とは?お墓の管理が不安な方へ、メリットデメリットを分かりやすくご説明

2024/7/3作成

2024/7/19更新

高齢の方や、ご実家で高齢のご親族が暮らす方の中には「将来、お墓の管理をどうするか不安」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 特にお墓の維持管理を頼めるお子さんがいない方や海外など遠方に暮らしている方などは定期的なお墓参りや管理が難しいため、将来的にお墓を管理する人がいなくなってしまう無縁仏となるのが心配で「永代供養」を検討している方もいらっしゃるかもしれません。 そこで今回は、 【永代供養の基本的な知識や意味】 【永代供養のメリットとデメリット、どんな人に向いているか】 【永代供養の費用のおおよその目安】 などについてご紹介します。記事の最後では、永代供養以外のお墓の管理についてもふれていますので、あわせて参考にしてみてください。

目 次

永代供養とは?

永代供養とは、必要なお金を支払うことによって、ご遺族や身寄りのない方に代わって寺院が遺骨を永代にわたり保守、管理していくことです。

 

永代供養は宗教、宗派に関係なく利用できるのが特徴ですが、浄土真宗だけは例外で永代供養の概念がありません。

 

浄土真宗に永代供養がない理由としては、亡くなった方が阿弥陀如来によって「即身成仏(そくしんじょうぶつ、仏にかえること)」するので、長きにわたって供養するという意味の永代供養の概念から外れるためです。

永代供養のメリットとデメリット。どんな方に向いている?

永代供養は宗教や宗派に関係なく(浄土真宗は除く)利用できますが、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?どのような方に永代供養が向いているかもあわせて解説します。

 

永代供養のメリットは3つあります。

 

・無縁仏にならない

・お墓の維持管理費を低く抑えることができる

・遠方、または海外など実家から離れていてもお墓の管理をお願いできる

 

永代供養のメリットの一つ目は、「無縁仏にならない」ことです。無縁仏とは誰もお墓の管理をする人がいなくなることで、永代供養を利用すれば寺院の方が保守、管理を長きにわたって行ってくれます。

 

次に、永代供養は「お墓の維持管理費を低く抑えることができる」メリットがあります。お墓を建てると約200万円を超えることが多いです。しかし、永代供養は地域や立地などの条件にもよりますが、お墓を建てる場合よりも費用を抑えることができるでしょう。

 

最後に、永代供養のメリットとして「遠方、または海外など実家から離れていてもお墓の管理をお願いできる」ことがあげられます。特に海外に住んでいる方は、社会情勢や季節によっては帰国することが難しい場合もあるかもしれません。

 

また、結婚して実家から遠方に住んでいる場合も、永代供養を利用することで、お墓の保守管理をお願いできて安心できるでしょう。

永代供養のデメリットは家族間トラブルの可能性

永代供養のデメリットは2つです。

 

・合祀(ごうし)をすると元に戻せない

・永代供養に反対する親族とトラブルになる可能性がある

 

永代供養ではある期間を経過すると、他人の方と骨が一緒になる合祀が実施されます。合祀が行われてから考えが変わっても、遺骨は既に他の方と混ざっているので取り戻すことができません。

 

次に永代供養に抵抗がある家族や親戚と揉めごとが起きてしまう可能性があります。世代によっては、合祀に抵抗がある方もいるかもしれません。

 

永代供養を利用する際は慎重な判断のもと、家族や親せきとも十分に検討を重ねましょう。

 

永代供養のメリット、デメリットを踏まえると、実家から離れて遠方に暮らしている方のようなケースや、身寄りのない方、ご家族や親戚の理解を得られて納得した方も永代供養が向いているといえます。しかし、永代供養にはメリットとデメリットが絡み合っていて、判断に迷うこともあるかもしれません。

 

永代供養のことで悩んだり迷った場合は、ぜひ以下よりお問い合わせください。

 

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永代供養の費用のめやす

結論から言うと、永代供養の費用は地域差やお墓の立地条件も関係してくるので一概に決まっているとは言えません。そのため、金額の幅も大きく、あくまでも目安の費用としてお考えください。

 

上記を踏まえた上で、永代供養にかかる費用は約10万円から100万円以上が相場となっています。地域やお寺の方針によってかなり幅があるため、迷ったらさがみ典礼へお気軽にご相談下さい。

お墓の管理が難しい場合に、永代供養以外の方法は?

永代供養以外にもお墓の管理方法はいくつか選択肢があります。

 

・合祀墓

・納骨堂

・自然葬

・墓じまい

 

他の方の骨と一緒にする合祀墓や、屋外ではなく屋内の施設で墓石を建てずに骨を管理する納骨堂海や山などの自然にそのまま骨をかえす自然葬を選ぶ方もいます。

 

また、お墓の継承が難しい場合には、年々増加しているお墓を撤去する墓じまいという手段もあります。管理業者と契約を結ぶ方法もありますので、永代供養以外も視野にいれながらお墓の管理をしていきましょう。

 

永代供養でわからないことはさがみ典礼へご相談下さい

永代供養にはメリットもデメリットもあります。はっきり正解があるわけではないので、決断に迷ってしまうこともあるかもしれません。

 

関東・東北エリアで地域密着の葬儀を60年以上・年間40,000件以上承っている「さがみ典礼」では、豊富な地元での経験と実績に基づき、永代供養を進めて行く場合には、お客様が納得して後悔のないように慎重な判断のもとでお手伝いさせていただきます。

 

今すぐ永代供養について相談したい方、すぐではないが永代供養の情報を知っておきたい方は、お気軽に以下よりお問い合わせ下さい。親身になって相談を承ります。

 

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